最近エシカルが加速しています。
食に関してはかつての一部の健康食志向だった時代は既に終わり
「フェアトレード商品」や「エシカル企業」としてのバックヤードが重視される世の中となりました。
ファッションの業界も既に以前からの動きを活発化させ
「アップサイクル」な素材を使ったデザインや洋服がコレクションでも多く見られるようになり、リサイクルという野暮ったい次元を超えて
デザイン性やその機能性、価格帯など、より私たちの身近なものになりつつあります。
では、美容業界はどうでしょうか?
一部の美容師がその危機感は持ってはいるものの
この業界で「エシカル」を実践している美容師やサロンは皆無でしょう。
これだけ時代に遅れた業界が今後の発展ができるとは到底思えません。
一部の都心の有名サロンと地方都市で一人勝ちしているサロンの合計数と
それ以外の普通のサロンの総数ではどちらに数の原理が働くでしょうか?
1店舗では影響力のない街の小さな美容室でも
それが10万件集まれば大手企業にも匹敵する影響力を持ちます。
わたし達はその1店舗なのです。そしてその店舗の中の一人です。
エシカルビューティーとは人を美しくするというバックヤードにある
重要な美容師のクレドではないでしょうか?